自分が主催して、運営している社内輪読会についてインタビューを受けて、Wantedlyの記事にして頂きました。「運営している」と言いましたが、すでに形式化されて、参加メンバーがファシリテーターをしてくれるので、自分がやっていることはもうほとんどなかったりします。
輪読会を毎日継続し、本日記念すべき128(2の7乗)回になりました。そんな輪読会の主催である岡部さんに話を聞いてきました。
— 株式会社N2i(エヌツーアイ)【公式】 (@N2i_inc) 2022年12月7日
開発チームの底上げを目指す!リモート輪読会の様子をチラ見せ!! | N2i Blog #教育 #開発 #チーム https://t.co/XptUeWpqfg
どんな感じの会なのか、何を目的としてやっているか...など記事の中で、紹介されてますので、ぜひご覧になってください。
記事で触れられていない話
輪読会の進め方
はじめに輪読会をどういった会にするか、どのように進めていくのかを考えました。実はほとんど自分が考えたものではなく、以前、共に働いていた メンバーの受け売りだったりします。彼曰く、大学院の研究室で書籍を読み進めていく際に解説者を決めて、その解説を聞きながら、各々が質問や意見を述べていたそうです。
(その中には研究室の教授もいたとのことで、恐ろしい時間ですね...)
また、知識の習得にはインプットとアウトプットを繰り返すことが重要だとされています。なかなか、ブログで記事を書いてみたり、外部でLTをするというのは敷居が高かったりします。気軽に自分の得た知識をアウトプットできる場を作れないかと考えた時に、輪読会がぴったりだと思いました。
この考えに至ったのは、当ブログで何度も紹介しているRubyの作成である「まつもとゆきひろ」さんの影響です。
インプットは必要、でも差別化要因にならない
しかし、
アウトプットすることで差別化になる
自分は何もやらないのが理想
輪読会の運営や進め方については自分は強く口を出さないように心がけています。参加者に順番に解説者(ファシリテーター)が回るようにしています。今まで人前で技術のことについて話したことがないメンバーには辛いものもあったでしょうが、任されれば責任が生まれ、どんな形であれやらなくてはいけません。そして、初めはうまく出来ずとも毎週のように解説者(ファシリテーター)を担当すれば、きっと上達していくはずだと考えています。
また、運営や進め方を任せるようにした結果、はじめに触れたように、自分が参加出来なくても勝手に輪読会は開催されていますし、形式化されました。
ただし、いきなり任せることはせず、始めてから1ヶ月ほどは自分が積極的に運営しました。かなり山本五十六の名言に影響を受けています。
やってみせ 言って聞かせて させてみて 誉めてやらねば 人は動かじ
最後に
輪読会を通して、参加してくれているメンバーに多くの事柄に触れてもらい、何か興味が持てることと出会えたのなら何よりです。今後はより深い知識をチームで得ていくためにどうするのかを追求していきたいです。