最近、JavaScript界隈の盛り上がりがすごいですね。
zig
で作られたJavaScriptのランタイムであるbun
は、その便利さ・パフォーマンスの良さから驚くような勢いで広まっています。その一方で新たな軽量WEBフレームワークhono
も非常に注目されています。
hono
もbun
同様にパフォーマンスが良く、エッジサーバーでの実行を想定しているようで非常に軽量です。Cloudflare Workers
を筆頭に、さまざまなランタイム上での動作をサポートしておりbun
も対象です。
話は少し変わりますが、自分はJavaScript(Node.js)でマイクロサービスを作る際はexpress
を脳死で選択してきました。
実行環境はプロジェクトの技術選定の制約がありCloud Run
になることが多いです。しかし、現在となってはbun
にhono
といったexpress
よりも軽量でパフォーマンスが良いとされる素晴らしいものが登場しています。
とはいえ、いきなり本番環境に採用するのは難しいため、今回は1つのエビデンスとなるようにCloud Run
上で動作するexpress
とhono
のパフォーマンスを比較してみたいと思います。合わせてランタイムをbun
にした場合のパフォーマンスも計測します。