この記事の概要📝
新規でインターネットを契約する時は、今から申し込みしようとしているサイトが信頼できるサイトかどうか必ず確認することをオススメします。必ず確認するべき点は3つあります。
自分はインターネットの新規契約時に何も知らなかったので、上記3点を確認しないで適当なサイトから問い合わせをしてしまいました。結果、タチの悪い営業電話を長々とされ時間を無駄にしました。
「同じ様な思いをする方が少しでも減ってほしい!」という思いでこの記事を書いています。
それでは「確認するべき3点」について解説していきます。
大前提: インターネット契約の多くは代理店が行っている🏢
自分は契約時に本当に無知だったので「インターネット 契約」「プロバイダ おすすめ」とGoogleで検索して表示された結果から上位のサイトを適当にクリックしていました。
表示されるサイトは公式のサイトもありますが、公式ではない代理店が運営しているサイトもあります。代表的なのは「価格ドットコム プロバイダ」でしょう。SEOも強く多くの検索ワードで上位表示されています。
ただし公式サイトではない代理店が運営しているサイトは詐欺だとか、評判が悪いという訳ではありません。
自分も価格ドットコムの代理店サイトから新規契約をしましたし、検索結果に広告表示なしで上位表示されているということは多くの人が閲覧し、滞在時間が長いと評価されている1つの指標です。
なので「代理店だからダメだ」という決めつけは不要です。代理店が提供しているプランは公式のプラン+αが多いです。契約を代理店からしてもらうために色々なサポートや公式のキャッシュバック+〇〇万円のキャッシュバックが提供されています。
自分が今回契約をしたBIGLOBE光
では公式サイトでは「40,000円」のキャッシュバックを行っていましたが、価格ドットコム プロバイダ
では「70,500」のキャッシュバックを行なっています。
代理店のサイトは注意深く見たほうが良い👓
代理店は公式サイトとは異なる独自のサイトを運営しています。
当然、優良なサイトもある一方で悪質と言わざるを得ないサイトもちらほらとあります。
特にGoogleの検索結果上位に広告枠で表示されているサイトはその傾向が強いと感じました。
一例として、公式サイトから申し込むよりも倍に近い金額のキャッシュバックをすると記載のあるサイトがあります。しかし蓋を開けてみると、キャッシュバックの条件が非常に複雑であったり、ほぼ実現不可能な条件になっていたり、キャッシュバックの条件が事前に通知されることなく変更される可能性があると、分かりづらく書かれています。
つまり、キャッシュバックされることがほとんどないので、高額な額を掲載しているという訳ですね。非常に悪質です。
なので代理店のサイトは注意深くみる必要があります。
1.ドメインを確認しよう
自分はBIGLOBE光
を契約しようと思い、自分が居住しているエリアがBIGLOBE光
が利用可能かどうか調べる必要がありました。なのでGoogleで「BIGLOBE エリア」と検索しました。
今思うと「愚直だったなぁ...」と思うのですが、検索結果の一番上に表示された「https://biglobe-hikari.jp/
」というドメインが公式サイトのドメインに違いないと思い込みクリックしてしまいました。
またサイトのトップにBIGLOBEのバナーが添付されており、サイトの配色や構造が公式サイトに似ていたので完全に公式サイトだと思い込んでいました。
しかし、公式サイトのドメインは「https://biglobe.ne.jp
」です。申し込みページに限っては「https://join.biglobe.ne.jp
」というサブドメインが割り振りされています。先程のbiglobe-hikari
というのは紛い物であり、騙す意図があるようにしか思えません。
勘違いをさせる前提で作られているような代理店では契約をしない方が良いです。
自分は誤って、上記の代理店のサイトに自分の居住エリアがBIGLOBE光
に対応しているか問い合わせてしまいました。
今思うと居住エリアの確認をするだけなのに、なぜ電話番号と名前が必要なのかが分かりません。
「今すぐ相談」と記載がありますが、実際にこのフォームに申し込むと「受付が完了しました。電話番号に折り返し連絡します」という表示がされます。不思議ですよね。対応エリアを確認するのになぜ時間がかかるのか、電話で話す必要があるのか....
しばらくして折り返しの電話がかかってきて出てみると、「お客様のエリアは対応しています!それでプランについての説明を....」と長々と営業の電話をされました。
対応エリアの確認は検索すればすぐに分かることです。
わざわざ電話で折り返すというような場合は注意が必要です。ほとんどの公式サイトに対応可能エリアか確認するページが用意されているので、そちらを利用しましょう。
BIGLOBE光
でも公式サイトにエリア確認用のページが用意されていました。
そもそも代理店かどうか確認しよう
ドメインの例にもあるように、悪質な代理店というのはドメインやサイトの作りを公式サイトだと勘違いするように作られています。実際に自分も騙されました。代理店が運営しているサイトの場合は必ず「代理店だよ〜」という記載をしなければなりません。
具体的には以下のどちらかの記載か、両方が記載されています。
- 正規販売代理店: 〇〇会社
- 代理店届出番号: XXXXXX
総務省の説明資料にも届出番号の記載が必要だと記述されていますね。
https://www.soumu.go.jp/main_content/000641082.pdf
代理店であることが分からないように小さく代理店だと記載したり、ページの一番下にひっそりと記載されるようなサイトには要注意です。こちらも悪意があるとしか思えません。
代理店が売っているということは何も隠す必要のないことです。裏を返せば隠したい意図があるということなのでしょう。
この代理店怪しいかも...と思ったら評判を確認しよう
悪質な代理店であるならば、すでに悪評が広まっています。
「代理店名 評判」と検索すれば、すぐに評判を確認することが出来ます。
特におすすめなのは「Twitter」です。Twitterの検索機能がイマイチなので、悩ましいところではありますが、実際の生のユーザーの声がツイートされているので、参考になります。
ただしTwitterは個人の投稿であるため、全てが正しい情報とは限りません。信頼出来ると思った情報を取捨選択するように気をつけてください。腹いせに投稿されているケースや企業内部の人間がツイートした情報など様々なケースが考えられます。
有料ではありますが、信頼度が高い情報を得たいのであれば、「東京商工リサーチ」がおすすめです。企業の評判や実績データを確認することが出来ます。
https://www.tsr-net.co.jp/www.tsr-net.co.jp
(2021年9月20日現在: サイトがダウンしているようです)
まとめ
インターネットの契約時には必ず契約をしようとしているサイトが信頼出来るサイトかどうか確認しましょう。
代理店だからダメという先入観は必要ありません。ただし代理店にも優良な代理店と、悪質な代理店があります。
不要なトラブルを避けるために必ず以下の3点を確認することをオススメします。
- 信頼できるドメインかどうか
- 代理店が運営しているとハッキリと記載があるかどうか
- 代理店の評判はどうか
以上です。自分と同じ思いをする方が少しでも減ればと思います。