やわらかテック

興味のあること。業務を通して得られた発見。個人的に試してみたことをアウトプットしています🍵

毎朝、味噌汁を飲んでます(一汁一菜でよいという提案...を読んで)

少し前から、ずっと調子が良かった肌が荒れてしまいました。
元々、敏感肌で弱いアトピー持ちで季節の変わり目や花粉が飛ぶ季節になると、肌が荒れることがあったのですが、今年は今まで以上に肌の調子が悪くなりました。さまざまな要因があるため「これが原因だ...」という断定は難しいのですが、原因の一つに食事があるのではないかと感じていました。

意外にも自炊はしっかりとしていて、カップラーメンや冷凍食品を口にする機会はほとんどありません。
ただ、朝ごはんだけは時間の都合でトースト1枚にジャムやマーガリンを塗って食べるというスタイルなのですが、どうもトーストやマーガリンに含まれる「トランス脂肪酸」が肌の調子を悪化させているのかも...という仮説に至りました。

※自分が調べた限りでは「トランス脂肪酸」が必ずしも健康に悪影響を及ぼすものとは断定できませんでした。
※あくまで自身の仮説であり、トランス脂肪酸を否定するものではありません。

ということで、朝ごはんをパン中心のスタイルから健康的なスタイルに変えようと思ったのでした。

一汁一菜と出会う

健康的なスタイルを目指そうとは思ったものの、一体、どうすれば良いのか全く分かりませんでした。
何となく和食が良いんだろうな...とは思っていたのですが毎朝、魚を焼いて、副菜を用意してというのは骨が折れます。
そんなある日のこと。書店で土井善晴さんの「一汁一菜でよいという提案」という書籍と偶然、出会いました。

一汁一菜とは、古くからの日本人の食事である「ご飯と味噌汁(...と漬物)」のことを指します。
つまり、土井さんの言う「一汁一菜でよいという提案」というのは「食事は主食のご飯と味噌汁(できれば季節の食材を沢山)から成る一汁一菜で良いんだよ」ということです。栄養素の観点や古来からの日本人の生活様式、自然が生み出す発酵食品である味噌が持つパワーなど多方面から一汁一菜について考察されており、非常に面白い書籍でした。

流されやすい自分はすっかり感銘を受けて、さっそく毎日、味噌汁を飲んでみることにしました。

一汁一菜を継続中

毎朝、味噌汁を作っている時間はないので、前日の夜に味噌汁を作っています。
具材は適当です。夜ご飯に使った野菜やお肉を少し残しておいて味噌汁に入れています。不思議なことに最後に乾燥わかめを入れると、どんな具材でも急に味噌汁らしく仕上がります。

一汁一菜を始めた頃の具材は「たまねぎ・ねぎ・わかめ」でほとんど固定されていました。
ただ、毎日飲んでいると飽きがやってくるもので次第にかぼちゃを入れてみたり、きのこを入れてみたり...と新たな食材にチャレンジするようになりました。失敗した食材もありますが、気がつけば季節の食材を気にかけるようになったのです。

「今の季節はきのこが旬だから舞茸を入れてみようかな...」とスーパーで食材を選ぶのが楽しくなりました。
こんな効果は全く期待していなかったのですが、書籍で触れられている「もののあはれ」に一歩、近づけた気がしました。

健康面の変化

ぶっちゃけ直接的な変化は感じられていません。
そんな気がする...程度ではありますが、肌のかゆみが軽減された気がします。汚い話で恐縮ですが、下痢をする機会も減ったようです。 発酵食品である味噌がもつ整腸効果によるものなのでしょうか。

自分が住んでいる地域は赤味噌が特産です。
子供の頃から味噌汁といえば赤味噌だったわけですが、塩分の量が多いため、白味噌とのあわせ味噌を使っています。
味噌にもさまざまな種類があることを知りました。今後は使ったことがない味噌も試してみたいです。

www.hikarimiso.co.jp

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今週のお題「最近飲んでいるもの」