やわらかテック

興味のあること。業務を通して得られた発見。個人的に試してみたことをアウトプットしています🍵

スプラトゥーンにおける自責と他責

最近はスプラトゥーン3にハマっていて毎日、1時間ぐらいコンスタントにプレイしています。
一人でやることも多いのですが、同居人と一緒にプレイすることもあります。過去作と比べるとラグがひどかったり...と賛否両論あるようですが、個人的にはとても楽しくプレイしています。
わかばシューターで塗りまくって盤面をコントロールするのが楽しいです。

しかし、ゲーム自体は面白いのですが、思うように試合に勝つことができないと「味方弱すぎる!」とイライラしまうことがあります。 ひどい時には声にだしてしまうことも。そんな自分のイライラっぷりを見て同居人からは「味方に優しくしてあげて」と怒られてしまいました。

なぜ勝てない理由を「味方が弱いからだ」と決めつけてしまうのかというと、自分はやるべきことをやっているのに味方がやるべきことをやっていないという一方的で恐ろしい前提があるためです。

  • ルール関与してくれない
  • 前衛武器なのにキルをしてくれない
  • 後衛武器なのに突撃してやられまくる
  • 打開時にスペシャルを溜めない etc...

何をやっても勝てずに自分に悪い所があるとは自認しつつも、味方のせいにすることでやるせない気持ちを昇華したかったのです。

自責と他責

ある日のこと。業務中に上司と話す中で「自責と他責」という言葉が出ました。
簡単に説明しておくこと「自責」とは何か問題が発生した時に自分視点で責任を追求することです。一方で「他責」は誰かのせいにして自分視点で責任を追求しないことです。

他責というのは非常に便利なもので、あらゆる要因を他者に投げつけることで自分には悪い点はないという前提を作り上げることができます。 僕は「自責と他責」という言葉が出た時に業務中ではあるものの、スプラトゥーン3のことを思い出してドキッっとしました。

自責で振り返る

結局のところ、自分は他責になってしまっていたのです。
「自分はやることをやっているのに味方がやることをやってくれない」というのはまさに他責の典型例です。
負けた試合を自責で振り返ってみると、どういった要因が考えられるでしょうか。

  • ルール関与は十分だったか
  • 味方のカバーは十分だったか
  • 塗り状況が悪い中、積極的に塗りを広げていたか
  • 相手のスペシャルが溜まっている状況で無理に攻めていっていなかった etc...

考えられる要因はいくらでもあります。
他責にすることで楽をしていたわけで、自分の視点でプレイを振り返らない悪癖がついていました。
これは非常にもったいないことで、自分の上達を妨げてしまうため、また同じように負けてイライラして...という負のループに閉じ込められてしまいます。XPが1700で頭打ちになっているのも他責が原因でしょう。

もちろん、自分の力だけでは何とかならない・難しいこともあります。
たたし最初から他責になるのではなく、まずは自責で「自分に悪いところはなかったか」と振り返ることが重要なのだとスプラトゥーン3が教えてくれました。

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