やわらかテック

興味のあること。業務を通して得られた発見。個人的に試してみたことをアウトプットしています🍵

そもそも疑問に思うことがないという事実

心理的安全性の重要性について知る

日々の開発の中で、お互いに新機能に対して意見を言い合うことなどがあるかと思いますが、自分が所属するチームではなかなか、意見が出ずに意見交流が発生しないことが多々ありました。

これに対して自分の答えの1つとして、心理的安全性が確保されていないのではないかと思い「恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす」や「新 コーチングが人を活かす」という本を読みました。

www.okb-shelf.work

読書を通して、確かに心理的安全性は重要で確保されていないといけないと感じ、所属チームで雑談を積極的に取り入れたり、自分が答えを出さず質問・意見を求める、無知であるという取り組みを約1ヶ月ほど続けてきました。

1ヶ月前と比べて、他メンバーへの相槌や「なるほど」といった反応が生まれるようになりました。これに関しては「よしよし!」と思ったのですが、自分が求めているような意見の交流にまでは至りませんでした。

なぜ意見交流が起きないのか

MTG後にメンバーに対してやんわりと「...話にくい?」と聞いて回って話を聞いてみました。すると、ある答えが共通して出てきました。

話にくいとは感じてないですが、何を話したらいいの分からないです

...!

なるほど...そういうことかと雷に打たれたような衝撃を受けてこの記事を執筆しています。
確かに、特に思ったことがない場合、意見を求められていてもすにでベストアンサーが出ていては話すことは何もないという状況は十分に考えられます。

とはいえ、それでいいのか

自分が大学生の時に所属していた研究室では「何でも良いから質問をする」という姿勢を求められました。質問のクオリティを高めるためには、繰り返し質問を行い、普段からあらゆることに疑問に持つことが重要だということを先生から教わりました。

当時の質問の例をいくつか挙げてみました。

  • そもそも、〇〇って何でしたっけ?
  • ここの説明をもう1回聞きたいです
  • 〇〇ってこういうものだと理解しましたが合ってますか?

本当に意識さえあれば、誰でも出来る質問でした。そう考えると話すことが何もないという状況は姿勢に問題があるのではないかと思ってしまいます。

どうやってチームに習慣を作ればいいのか

現時点では、大学生の時と同様に「何でも良いから質問する」ということを意識づけるしかないと考えています。「新 コーチングが人を活かす」にも記載があったようにメンバーに「なぜ質問をしてほしいのか」「何を目標にしているのか」を明確に伝えていこうと思います。

今なら無料でkindle版が読めます。

新 コーチングが人を活かす

新 コーチングが人を活かす

  • 作者:鈴木義幸
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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経過はまた後日、ブログに記事を書きたいと思います。