昔からの道具を使う

この記事は Henry アドベントカレンダー 2025 18日目の投稿です。
昨日の記事は damさんAIが考えた思考を自分の成果物にするプロセスについて でした。本日は少し遊び心も出しながら、私 okbee が普段の生活で使っている昔からの道具たちについて紹介したいと思います。

ちょうど、1年前のアドベントカレンダーではエディタとして Neovim を使い始めた話をしており、Neovim の前身となる Vim や Vi も昔からの道具(ツール)であると言えます。こういった時代を問わず長く使われるものには、その作りや体験・機能美・インターフェースにどこか的を得たものがあり、人を魅了します。
前置きが長くなりましたが、私が使っている昔からの道具たちをご覧ください。

俺の道具達

左から土鍋・鉄瓶・南部鉄器の鉄板(グリル)です。
別に集めているわけではないのですが、気づいた時にはこのメンバーが揃っていました。 それぞれ使っている道具について用途などを紹介していきます。

土鍋(かまどさんプレミアム)

ある日、宿泊先の宿で土鍋で炊いたご飯を頂いたことがあり、その美味しさに感動しました。 炊飯器でご飯を炊くのは楽で早いですが、やはり土鍋で炊いたご飯と比べるとその差は歴然です。また、私の母方の実家では米をつくっており、珍しいハツシモという品種を育てています。祖父・祖母が一生懸命に育てた米を丁寧に頂きたい思いもあって、炊飯器を手放し土鍋を使ってご飯を炊くようになりました。

ご飯が炊けるまでに約1時間(浸水に20分、加熱が12分。蒸らしに30分)の時間がかかりますが、継続して土鍋でご飯を炊いています。 炊飯器を使っていた頃は40分もあれば、ご飯が炊けていたので20分ほどのデグレにはなりますが、アウトプットのクオリティを考えるとすんなりと受け入れられるコストです。
また、炊飯器を手放せて依存関係が減ったのも嬉しいポイント。

鉄瓶(及富あられ 0.5L)

現代の日本人は慢性的な鉄不足だそうです。
鉄不足になると貧血をはじめ皮膚病や鬱病の原因となることもあるのだとか。昔の日本人は鉄製の調理器具を使っていたこともあり、日々、鉄分を合理的に摂取していました。 肌荒れが慢性化したことをきっかけに改善案として鉄分補給のために、鉄瓶を使い始めました。

私は鉄分を多く含む食材(レバーや貝類)に苦手なものが多く、お手軽に鉄分を摂取できる鉄瓶を使っています。 毎朝、鉄瓶で沸かしたお湯を使ってお茶を淹れていますが、冬は白湯のまま飲むこともしばしば。毎朝、起きて鉄瓶でお湯を沸かすという行為が生活にリズムをもたらしてくれています。まぁ冬は寒いので中々、起きれません...

肌荒れは以前と比較すると、かなり改善されましたが、鉄瓶による効果なのかは分かりません。

南部鉄器の鉄板(鉄グリル)

前職でお世話になった上司の家に招待して頂いた際に、南部鉄器の鉄板で焼いた野菜を頂きました。 こちらもあまりの美味しさに感動してしまい、翌日には同じ鉄板を購入していました。ただ焼くだけで野菜・肉が魔法のように美味しくなります。特に旬の野菜を焼いて食べるのが絶品で、夏はナスがおすすめです。油との相性が良く、オリーブオイルを少しつけて焼くと良く仕上がります。

最初はいくらかコゲつくのですが、油ならしを繰り返すことで、かなり使いやすくなっていきます。 鉄の調理器具を育てる感覚は dotfiles を育てる感覚に近いもの (?) があり、開発者にはオススメです。まだ持っていませんが、いずれは鉄の中華鍋を買おうと目論んでいます。

丁寧に暮らそう

現代はタイパが重視される時代である上、我々のような開発者は日々、効率に追われて生きています。 そんな日々が続いていると無機質な暮らしになりがちです。しかし、ご飯を土鍋で炊いてみるだけでも何だか楽しくなります。 もし少しでも興味が湧いたのであれば、ぜひ丁寧な暮らしを取り入れてみてください。

まるで Vim を使っているような...素晴らしい体験が待っています。道具(ツール)にこだわる開発者は多いので、相性は良いんじゃないかな?と勝手に想像してます。ほぼガジェットみたいなもんです。

また、昔からの道具を使うことで、受け継がれてきた技術・文化を応援することにも繋がります。こうした素晴らしいものは次世代にも残していきたいものですね。


少しエモい話になってしまいましたが、以上です。
明日のアドベントカレンダーは yokoyamaさん です。お楽しみに!