親が激推しする公務員を大学3年生の時に目指すのをやめた理由

この記事について

社会経験のない学生が偉そうにイキってる記事です
現職の公務員の方や公務員志望の方を蔑む記事ではありません
こういう考え方も出来るのかという暖かい視点でご覧ください

自分のバックグランドについて

まず自分が何者なのかについてざっくりと触れておきます
その方がより説得力がありそう & 参考になると思うので
ちょっとナゲーかもなので軽く読み流してください

高校: 偏差値50~55辺りの公立高校の普通科(進学)に合格

  • 高校3年間の全てを吹奏楽に注ぐ(打楽器やってました)
  • 音大に行きたいとほざくレベルでハマり勉強を全くしなかった(後悔...

この時点ですでに親から公務員を目指すようにかなり推される

大学: 運良く推薦で名城大学理工学部環境創造学科に合格(部活の特待生とかではない)

  • 1年生: 高校でサボった分、大学で勉強を頑張ろうと思いそこそこの成績を取る
  • 2年生: 大学の勉強つまらなくて、暇なのでなぜか筋トレを始める
  • 3年生: エンジニアになりたくて企業でエンジニア見習いとしてインターンを始める

ざっくりとはこんな感じで別に凄みもない本当に普通の人です
むしろただのバカです。もっと勉強すればよかった

魔法の言葉「安定するから」

親が公務員を激推しする理由はご想像の通り
「安定するから」
「残業がない」
「退職金がたくさん貰える」

ザ・公務員のイメージ通りの利点...
ただ僕は性格がひん曲がっていてよく親に
「安定って何なん?」って聞いてたんです

「毎月決まった給料が確実に手に入ることだ」

というのが我が家のベストアンサーです
なるほど...

本当に?

安定って何だよ。他のメリットは??

毎月xx万を確実にもらえるということは本当に安定なのかということを
当時はよく考えていました
もちろん毎月一定額の収入があることはメリットでしかない
働いた分、決まった収入が貰えるアルバイトも似たようなもんだと思います
じゃあそれで安定かと言われれば違うと思いました

自分なりに色々と考えた結果こんなことを思うように...

収入がいくらかなのかという事よりも
支出がいくらなのかの方が問題なんじゃないの?ハッ!!

とりあえず「安定」の定義を

  • 一点基準の生活ができること
  • 何かに備えるための貯金が最低限できること

と解釈します

とすると...

  • 月の収入が30万の人が30万使って生活することは安定していない
  • 月の収入が10万の人が5万使う生活をすることは安定している
  • 月の収入が100万の人が100万使う生活をすることは安定していない

となりますので、僕の定義では「公務員=安定」ではなくなりました

じゃあ他に何かメリットってあるのかを自分の価値観で考えてみると
特に思いつかなくて。ただ1つ思ったことは
「自分のやりたい仕事なのかと言われればNo」だということでした

公務員になったとして自分が積めるキャリアは何か

よく「民間企業から公務員にシフトチェンジした」という話を耳にします
その一方で「公務員から民間企業にシフトチェンジした」という話は聞いたことがありません

これ、何でやろう?と思って色々調べて分かったことは
公務員のキャリアを積んでも民間企業への転職はおそらく出来ないということです

学部卒で10年、公務員勤務をしても32歳の時に民間企業に転職できるスキルやキャリアはほぼないということです

じゃあ、公務員を辞めたくなったらどうするんだろう?という恐怖が
僕の公務員志望を打ち砕く決定打となりました

昔から飽きやすくて、色んなことをやるのが好きなので

まとめ

結局、色々あって好きなことがやりたいなと思ったので
PCが大好きだったのもありエンジニアという職業に就きました
学部違いでキャリアもなかったので決して楽な道ではありませんでしたが何とかここまで来れました
どうやってエンジニアへの道にたどり着いたのかはまた別記事にでも書こうと思います

珍しく真面目な話を書いてみました
こうやって振り返ってまとめてみると
将来設計においては人がどうのこうのよりも自分の価値観で考えることが一番重要だと思いました

親から公務員になりなさいって言われる人が結構多いと思うので少しでも参考になれば嬉しいですね
以上です