この記事の概要📖
- [前回の記事] 沈黙が怖くて、自分からいつも喋り出してしまっていた
- 自分ばかりが喋ることでメンバーの意欲をそいでしまっていた
- 外部メンターの方からのアドバイスを元に「あえて無言でいるウィーク」を行なった
- メンバーの意欲を引き出すことが出来たが、怒っていると勘違いされてしまった
あえて沈黙でいることが重要だと気づいた🙇♂️
前回の記事で、「あえて沈黙でいることが重要」だということに気づいたという話をしました。
何か問題があった場合に、沈黙がおとずれて、「(気まずい...!)」という想いから自分ばかりが喋り出してしまい、
メンバーの意見やアイディアを引き出すことが出来ず、結果的にメンバーの意欲をそいでしまっていました。
あえて無言でいるウィーク📅
外部メンターの方に相談した結果、「あえて無言でいる」という施策に取り組むことにしました。
やり方は至って簡単で「ただ沈黙するだけ」です。 自分からは何も話し出さず、聞かれたことには答えるという形にしました。
🚣♂️・・・ドライバー 🎅・・・ナビゲーターA(自分) 🎃・・・ナビゲーターB
🚣♂️「この処理は〇〇という条件分岐をしていますが、どうしますか?」
🎅「...」
🎃「...」
🚣♂️「...」
🎃「そこは過去にバグが出たところだったはず」
🎅「そうです!」
🎃「だったら、条件は残しておく必要がありますね」
🚣♂️「分かりました。今回追加する仕様の条件は...」
...
外部メンターの方に結果を報告するのは1ヶ月先ですが、すでに2つの結果を得ることが出来ました。
あえて無言でいた結果👻
メンバーの意欲を引き出すことが出来た
いつも自分ばかり話し始めてしまっていたため、メンバーが何を考えているのかが分かりませんでしたし、分かっていませんでした。
自分としてはスケジュールを間に合わせることに必死になってしまっていて、焦っていたのだと思います。
あえて無言でいるウィークを行なった所、メンバーが自分の考えや疑問を口に出す回数が明らかに増えました。
やっぱり、自分が話しすぎていたのだと改めて実感することが出来て、悲しいような嬉しいような気持ちになりました。
ただ、まだ分かっていない箇所や、単純な疑問を出すことを控えている印象を受けたので、「もっと聞いていい!」ということを伝えました。
「日本人は積極的に質問をしない、難しく考えすぎてる」と大学生の頃にお世話になった先生から教えて頂きました。
この方は自分の先生とは別の方ですが、同じようなことをお話されているようです。
質問するやつはとにかく偉い #beyondmath pic.twitter.com/smW2K4i5tR
— 鯵坂もっちょ🐟 (@motcho_tw) 2017年6月2日
おっしゃるとおり!質問するやつは偉い🙋♂️
怒っていると勘違いされた
無言ウィークが終了して、振り返りをしていると、「ずっと怒ってましたよね」と言われてしまいました。
「え?怒ってないよ!今週はメンターの方と決めた施策であえて無言でいました!」と伝えてはじめて、「そういうことか!」と理解してもらえました。
メンバーからしてみたら、作業の進捗がよろしくないこと、何度も同じ問題でつまづいてしまった際に自分の無言の態度が「怒っているのではないか?」と捉えられてしまったようです。
無言でいた意図を改めて説明して、勘違いを解消することが出来ました。
「もっと相槌をうってほしい」とフィードバックをもらったので改善していきます。ごめんなさい!
感想🙌
あえて無言でいることは非常に辛かったです。
自分が口を出せば、すぐに解決するような問題もたくさんありましたし、10分ぐらい沈黙の時間もありました。
助け舟をいつ出すのかというは非常に難しい問題ですが、無言でいたことでメンバーの意見や疑問が聞けたのは良い収穫でした。
ただ、無言でいると怒っていると思われてしまうことが分かったので、怒っていないことを意思表示するために相槌をしっかりとうっていこうと思います。