やわらかテック

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【空いた時間を有効活用】暇な人・挫折した人に見て欲しいTEDの素晴らしい公演7選

TEDとは何か

www.ted.com

世界中で講演会を開催している非営利団体であり、毎年世界各地で数多くの公演を開いている
公演の内容は非常に幅広く、経済や政治にはじまり技術や人生観など様々で非常に多様性がある
また、その公演の多くはTED公式サイト、youtubeなどを通して広く配信されており、気軽に公演を視聴することができる
海外の団体であるが、すでに日本人でも多くの方がTEDの公演に出演しており、非常に素晴らしい公演を披露している

私はTEDが好きで、落ち込んだ時ややる気が出ない時、作業用動画としてそこそこの数の講演を動画で見た
今回は過去のTEDの公演の中からyoutubeで視聴可能な日本人の公演もしくは日本語字幕があるものを10個を選別した
それぞれの動画に私がどんな時に見たものかという説明もつけた

  • 暇でやることがない
  • やる気ができない
  • 挫折してしまった
  • いいアイディアが思いつかない

など様々なコンセプトで動画を選別したので、ぜひ視聴してみてほしい
講演会のタイトルや公演内で使用されている英語を私の独断で翻訳して解釈している部分があり
正しい翻訳でない場合があるのでご了承お願いします

字幕はyoutubeの字幕のアイコンをクリックすることでon/offを切り替えることが可能です

ちなみに補足だがTEDにはTEDxという世界各地で行われている講演会がある
TEDxTOKYOのようにxの後には講演会を開催した場所が記述される
近年、日本各所でTEDxが開催されている

夢を叶えるために大切なこと

www.youtube.com

「思うは招く」
私がTEDにハマるきっかけとなった公演
北海道の民間企業でロケットの開発・研究を行う植松努さんの公演で、夢をあきらめないことの大切さを教えてくれる
幼少の頃より「ロケット開発を、おまえなんかに絶対できるわけない」
バカにされ続けてきた植松さんがどのように考え、どのようにして夢を実現したのかが語られている

笑いあり涙あり。「どうせむり」という言葉がいかに人の熱意を奪うのか。ぜひ一度視聴してみてほしい

1つのことを続けることができない(熱中できない)

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この公演で語られている内容はまさに私のことだと感じた
昔から1つのことに熱中することが出来ず、すぐに違うことに興味が湧いてしまい、そちらに気持ちが流れていく
1つのことを極めることが出来ず、「自分はダメなやつだな...」と昔から劣等感を感じていたが、この公演を見て考え方が変わった

1つのことに熱中できず、様々なことに興味がもてる人を「マルチ・ポテンシャライト」と呼び
これは一種の才能であると語っている
さまざまな分野の知識がかけ合わさり、あなたにしか考え出せないイノベーションが生まれる。素晴らしい才能だということを教えてくれた

いいアイディアが思いつかない

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今では懐かしさも感じるが平成の時代に「無限プチプチ」というおもちゃが大流行した
今でいう手持ち扇風機のような存在で、学生時代にはどのクラスにも1人は持っている人が居た
そんな「無限プチプチ」を開発した高橋さんが普段どのようにして独創的なアイディアを生み出しているかという方法が語られている

「アイディアは掛け算」である。A x Bの組み合わせで無限にアイディアを生み出すことが出来る。Bはしりとりでワードを繋いでいく
りんご x B で何かを考えてみた

  • りんご x スマホ
  • りんご x ホットケーキ
  • りんご x 切り方
  • りんご x たこ焼き
  • りんご x 幾何学

一見くだらないかもしれないが、この中からとんでもないアイディアが生まれることがあるというわけだ

何かを成し遂げるための時間の使い方

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  • 叶えたい夢がある
  • 成し遂げたいことがある
  • お金持ちになりたい

など人には様々な目標がある
しかし、多くの人は「時間がない」と口にして実行に移ることはない
本当にそうなのかということを実数値で算出して時間の大切さを教えてくれる
100歳まで生きるとして誰しも平等に与えられている自由な時間は14年と4ヶ月

「この時間をどのように生きるのか」ということを教えてくれる
自分のためではなく誰かのために命を使う、つまりは「あなたの使命」をどのように考えるのか

今ある時間を大切に使わねばと考えさせられる公演
大学生の頃に視聴して貴重な時間をなんてくだらないことに費やしているんだろうと踏み出す勇気をもらった

考えの違う人を理解する方法

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そりの合わない上司や同僚で悩んでいた時にたまたま見た公演
アンさんがアメリカから23歳の時に日本に越してきて日本の生活の中で見つけた「世界観」にまつわる話
なぜ日本人が「いただきます」という言葉を食事の前に言うのか。それは「Let's eat」という意味ではないということ
命を捧げてくれた動物・植物への感謝、運んでくれた人、全ての携わってくれた人への感謝が込められているということ

国や人はそれぞれの世界観をもっており、大事にしているものが違う

上司、友人、同僚、恋人、家族...それぞれが大事にしている「世界観」は異なる
人の大切にしている世界観に興味を持つことで自分と自分の将来を変えることが出来るということを教えてくれる
博多弁でユーモアに溢れる非常に素晴らしい公演

何でも良いからやってみて続けてみること

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「何かしたいけど何をしていいのか分からない」

そんな時に荒川さんは兄から「口だけやん」と叱責され、突如「ゴミ拾い」を始めることを決意した
「ゴミ拾いなら出来るやろ」というマインドで毎日ゴミ拾いを始めた
ゴミ拾いを続ける中で非常にたくさんの嫌がらせを受けつつも、続けていくうちに仲間が増え、取材され...テレビにラジオに...

全国各地からゴミ拾いをする仲間が集まってきた

どんなことでも初めて続けてみることが大切、何かを成し遂げれば自信を身につけることが出来る
ゴミ拾いから始まった人生が大きく変わっていく話。どんなことでもバカにされても否定されてもやってみることの重要さを教えてくれる

誰しも最初から出来たわけではない。どんな人でもはじまりは小さなことだと気づかされる

数学の面白さ・不思議さ

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私は昔から計算間違えが多く、算数や数学という科目でいつも高い点数が取れずいつのまにか苦手意識をもっていた
考え方や論理には興味がもてるものの、好きかと言われれば嫌いだったと思う

そんな中で、この公演で紹介される「ガウス曲線」とゴルドンボードの実験に鳥肌がだった
ランダムという現象がもたらす結果の分布はガウス曲線の形になっている

この現象が数学で証明されること
初期のgoogle検索の被リンク優位がゴルドンボードの実験と同じ現象を使って作られているということに何とも言えない神秘さを感じさせられる

数学は決して得意とは言えない私だが、興味を持つべき対象であるということを教えてくれた素晴らしい公演