やわらかテック

興味のあること。業務を通して得られた発見。個人的に試してみたことをアウトプットしています🍵

2022年に読んでよかった本・ベスト3

みなさん、あけましておめでとうございます。早いもので2023年がスタートしました。
昨年度は本業のエンジニアリングや技術に関連する本からインテリア、植物、お料理と様々なジャンルの本を読みました。正確にカウントしていませんが、漫画も含めれば60冊程度は本を読んでいると思います。

「リモートワークで体が鈍ってるし、もっと外で遊ばなきゃ...」という思いはありますが、2023年も引き続き読書をしていきます。今回は、2022年に読んでよかった、面白かったと感じた本を3つ紹介していこうと思います。読書は最高です。

余談ですが、最近NANGAの寝袋を買いました。2023年はキャンプに挑戦したいと思います。

nanga.jp

第1位: 恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす

Googleの研究で注目を集める心理的安全性。
このコンセプトの生みの親であるハーバード大教授が、 ピクサー、フォルクスワーゲン、福島原発など様々な事例を分析し、 対人関係の不安がいかに組織を蝕むか、 そして、それを乗り越えた組織のあり方を描く。

2022年に読んだ書籍で最も衝撃を受けた一冊です。元々「心理的安全性」という言葉は知っていましたが、なぜ心理的安全性が重要なのか、何を組織にもたらすのか、どのように構築するのかが紹介されています。

著者は心理的安全性の提唱者の方なので、内容に大満足出来ました。今やGoogleも心理的安全性に注目しているので、心理的安全性について知れた素晴らしい書籍でした。

過去に書評を書いていますので、ぜひご覧ください。

www.okb-shelf.work

第2位: スッキリわかるSQL入門(第2版)

※2022/03/29に最新の第3版が発売されました。第3版からサンプルデータがgithubで配布されるようになりました。

www.okb-shelf.work

業務ではRubyとRubyOnRailsを使って開発しているのですが、ActiveRecordというORMのラッパーがデータベースへのCRUD操作を隠蔽してくれています。おかげさまでSQLを直接書かずとも、RDBとやり取りをすることが出来るのですが、自分の書いたコードからどのようなSQLが発行されるのかがあまり分かっていませんでした。

特に結合やサブクエリを活用するケースでパフォーマンスが低下することが頻発したため

  • どのようなSQLが発行されるのか
  • 発行されたSQLのパフォーマンスについて判断できるようになりたい

と思いました。そこで読んだのがスッキリわかるSQL入門です。練習問題を通して、実際に動かしながら学べたので非常に分かりやすかったです。 現在も直接SQLを書くことはほとんどありませんが、発行されたSQLのパフォーマンスについては判断できるようになり、業務での視野が広がりました。
またRDB・SQLは何十年も使われておりデータベースを使わないアプリケーションはほとんどないと言っても過言でもありません。 そんな分野の知識を身につけるのは、どんな言語で開発をしている方にとっても非常にコスパが良い知識だと思います。

第3位: スパイスカレー自由自在

ここにきてまさかの料理本...!

僕がスパイスカレーにハマったきっかけになった本です。職場の方に「スパイスカレーうまいですよ。この本おすすめです」と勧められて「自分に出来るだろうか...」と思いつつ、成城石井で小瓶のスパイスを買って作ってみたら美味すぎて驚きました。

最初から上手く作れたわけではないのですが「今日は具材は〇〇でスパイスは△△を使おうかな...」と試行錯誤しながら作れるのが楽しいです。色んな組み合わせでカレーを作れるのがプログラミングみたいで楽しいです。余った食材をまとめて煮込めちゃうのも最高です。

はじめて作ったスパイスカレー。なんか水っぽい。でも味は美味しかった。

最近、作ったナスのキーマカレー。かなりそれっぽくなった。

余談: ハンドブレンダーが最高すぎる

スパイスカレー作りにはハンドブレンダーがあると捗ります。玉ねぎの炒め時間も短く出来るし、水っぽくなるのを回避出来ます。

フードプロセッサーだと洗うのが面倒ですが、ハンドブレンダーであれば楽です。場所を取らないのも最高です。

最後に

以上が自分が2022年に読んでよかった本・ベスト3になります。

  • 第1位: 恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす
  • 第2位: スッキリわかるSQL入門(第2版)
  • 第3位: スパイスカレー自由自在

こうして振り返ってみると、どれも時代に左右されない本ばかりですね。今まで技術書ばかりを読んできましたが、2022年は幅広いジャンルの本を読んできました。書店をぐるぐるとすみずみまで徘徊すると色んな本に出会えるのでおすすめです。

おまけ: 漫画編ベスト3

伊藤潤二: うずまき

WEBお試しで読んで続きが気になりすぎて衝動買いしました。買って良かったです。最高に不気味です。

原秀則: ダンプ・ザ・ヒール

自分は世代ではないのですが、ダンプ松本さんのことは知っていました。当時の苦悩が漫画になっているのですが、これが実話というのが恐ろしいです。こんな生活をしていたとは...衝撃を受けました。

雲 ・SIN・武将: ゴッド オブ ブラックフィールド

piccoma.com

書籍を買ったわけではないですが、ピッコマで一番好きな漫画です。面白すぎて続きが気になりすぎる...