やわらかテック

興味のあること。業務を通して得られた発見。個人的に試してみたことをアウトプットしています🍵

【SQL】結合によって結合元テーブルの行数が増えるケースについて

質問サイトを巡回中に発見

LEFT JOINを実行した際に、NULLの値を持つレコードが増えるケースについては認知していましたが、ただのJOINの時にもレコード数が増えることを経験しました。 SQLに詳しい方から見れば、当たり前でしょと思われるかもしれませんが、遭遇したのが初めて、例を見かけなかったので記事にしてみました。

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スッキリわかるSQL第3版の発売に合わせて手元PCで実行できるようになっていた

SQLの習得にはスッキリわかるSQLでしょ

私がSQLが全く分からなかった時に非常にお世話になったのがインプレスから出版されている「スッキリわかるSQL入門」という書籍です。

www.okb-shelf.work

対話形式で図やイラストが多く、SQLをほとんど全く知らなかった自分でもスラスラと読み進めることが出来ました。第2版では各章に練習問題が。最終章で練習問題が4つの大問に分けて222問も用意されており、覚えた内容を実践することが出来ます。
(※なんと第3版では問題数が256問になったみたいです)

覚えた内容を実践できるという点で非常に素晴らしい本なのですが、一点だけ問題がありました。

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「恐れのない組織」はリーダー必読の本だった

心理的安全性を求めて

自分は開発チームのマネージャー(EM)的なポジションをやっていた時に「何か意見がありますか」とか「質問はありますか」とメンバーに投げかける場面がよくありました。しかしながら、メンバーからは沈黙が返ってくるだけで、自分が期待するような議論や意見の交換は発生しませんでした。

なぜ意見が出てこなかったのか、それはいわゆる心理的安全性が確保されていなかったからだと思っています。
(もちろん、自分の至らなさを含めて...)

自分がリーダーになる前から、このような沈黙はよく発生しました。自分が新しくリーダーになったからといって、長らく根付いたこの流れが変わることはなかったのです。また、心理的安全性を確保することの重要性については十分に理解していました。しかし、実際にリーダーになってみると目標や締め切りを守ろうとするあまり、心理的安全性をおざなりにしてしまっていたのでした。

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Pythonからはじめるアルゴリズムトレードはトレード入門者向けの本ではない

衝動買いをした

www.oreilly.co.jp

著者作成のレポジトリ github.com

2022年の4月のNewBooksに記載されており、前から気になっていたPythonからはじめるアルゴリズムトレード。立ち寄った書店に置いてあったので、衝動買いをした。

これで自動売買のトレードbotを作って、労働から開放されたろ!と意気込んだ。

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pandasでの保存形式はcsv、h5、pklでどれが良いのか

h5というファイル形式があることを知る

オライリーから発売されたpythonではじめるアルゴリズムトレードを読み進めていた所、金融の取引データをpandas.DataFrameからh5という形式のファイルに出力していました。h5というファイルは階層的データを扱うためのデータ形式であり、ディレクトリのように階層を経由して値へのアクセスが可能なようです。5というの現在の最新バージョンが5系であるためでそうで、過去にはh4が使用されていたのだそう。

ja.wikipedia.org

qiita.com

書籍では、h5のようなバイナリファイルとしてデータをダンプしておくことで、ハードウェアの性能を理論値の最大値まで引き出すことが可能と記載されています。読み込み時にも同様です。なので、インメモリで管理するよりもファイルに書き出しておいた方が良いということでしょうか。

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